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縣人文庫「伊東忠太」没後70年記念講演・ドキュメンタリー上映会を開催します (2月9日(日))
米沢市が生んだ近代建築界の巨人 伊東忠太(1867~1954)。日本を代表する建築家・建築学者としてだけでなく、現在の文化財保護法につながる古社寺保存法の成立にも深く関わりました。沖縄「首里城」の取壊し直前に、政府に働きかけ、中止させた人物こそ伊東忠太なのです。
また、忠太は、日本画家・探検家・随筆家など、実に多彩な顔を持っていました。その極めつきが「妖怪漫画家」です。どこか親しみやすい妖怪デザインは、今なお人々の心を惹きつけるとともに、忠太の代表作である築地本願寺や一橋大学兼松講堂などには、多くの「妖怪」「怪獣」の装飾が施されています。忠太は、いかにしてこうした建築表現に至ったのでしょうか。
没後70年にあたり、「異形の建築家」としての忠太の魅力を語る講演と、ドキュメンタリー作品「妖怪を見た男」(2005年・山形テレビ制作)の上映会を開催します。ぜひご参加ください。
1 日時 令和7年2月9日(日) 午後1時30分~3時30分
2 場所 遊学館3階 第1研修室
3 定員 100名(事前に登録フォームから申込みが必要です)
4 題目 妖怪を愛した建築巨人「伊東忠太」~没後70年「異形の建築家」の魅力を語る~
5 講師 山下敦「伊東忠太の会」代表、庄司勉 制作ディレクター