菊池新学データベース

番号 24
タイトル 師範学校
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解説 1872(明治5)年の明治新政府による学制の発布により、県立師範学校の設置を奨励する文部省の方針に応じ、1876(明治9)年に初代県令三島通庸によって設立が計画された。県庁からのびる七日町通りの東側(旅篭町)に、1878(明治11)年に竣工し、秋に開校した。中央正面に3層の時計台を備え、ガラス窓2階建ての校舎は、学校教育の普及を重要視した三島の意向を反映した壮大な擬洋風建築であった。1901(明治34)年に師範学校は緑町に新築移転した。