菊池新学データベース

番号 13
タイトル 山形県済生館 其の一
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解説 山形県令三島通庸の病院新築の構想のもとに、1878(明治11)年に山形県立病院として建設された。「済生館」の名前は当時の太政大臣・三条実美の命名による。建物は、三層楼で円形回廊、下見板張りなどを特徴とする、日本の大工職人が欧米の建築を真似て建てた擬洋風建築。一時の民営を経て、1904(明治37)年山形市立病院となった。1966(昭和41)年に国の重要文化財に指定され、これを機に七日町から霞城公園内に移築復元。1971(昭和46)年から山形市郷土館として一般公開されている。