菊池新学データベース

番号 12
タイトル 山形県庁
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解説 1876(明治9)年8月に山形・置賜・鶴岡3県が合併して山形県となり、1874年に酒田県令として東北に赴任していた三島通庸が初代山形県令となった。三島県令は、明治の新しい時代の県都を象徴する最初の仕事として県庁舎の新築に取り組んだ。時計塔を備えた三層楼の県庁舎は、1877年(明治10)年11月3日に開庁式が行われた。1911(明治44)年5月8日の市北大火で焼失し、1916(大正5)年に再建された庁舎は、1984(昭和59)年に国の重要文化財に指定され、現在は山形県郷土館(文翔館)として公開されている。