絵図

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標題 最上時代山形城下絵図
カテゴリ 絵図
サイズ及び形状 239×197センチメートル 軸装
書写人 不明
書写年 不明
拡大画像 https://opac.lib.pref.yamagata.jp/zoomify/viewerfeatures/08mogami_yamagatajokaezu.html
画像ダウンロード  08最上時代山形城下絵図(10.3MB).jpg
解題 最上時代の城下絵図の写しである。絵図中標題には「最上時代山形市全図」とある。
「守春本」(「最上家在城諸家中町割図」)と比較すると、主要寺院に木立や林を追加するなどの独創性がみられる反面、小白川の天満神社や西光寺を除外しているなど異なる点も多い。
明治初期まで使用されていた顔料が用いられていないことや、絵図中の標題には「最上時代山形市全図」とあることから、市制が施行された明治22年(1889)4月1日以降の書写とわかるが、書写年は確定できない。
解説  「最上家在城諸家中町割図」と同様、最上(もがみ)氏が城主であった1590年(天正18)から1622年(元和8)までの山形城と城下町・山形城下の地図です。
黄色で道を、紫色で土手を、青色で水を、薄墨色で町家を示しています。「最上家在城諸家中町割図」との違いとしては、寺社に建物が描かれていること、東にある天満神社(てんまんじんじゃ)(「天神宮」)と西光寺(さいこうじ)が省略されていること、薬師の東側に松の木々が描かれていること、町名が省略されていること、などです。