手彩色石版画

山形県、福島県、栃木県道路写生帖

番号 39
タイトル 東田川郡岩根新道ノ内立谷沢川に架スル東雲橋ノ図
解説 最上川との合流域に近く、月山から流れる立谷沢川に架かる東雲橋。春から秋にかけ、最上峡から東南東の強風「清川タ?シ」か?吹き荒れる場所である。1878(明治11)年5月に着工し、磐根新道の7月完成に続く同年8月に竣工した長さ198メートル(110間、幅4間)の木橋であった。1881(明治14)年の洪水により流失したが、明治天皇巡幸に間に合わせるため、すぐに二代目の木橋が架けられた。高橋由一が描いたのはこの2代目の東雲橋である。