手彩色石版画

山形県、福島県、栃木県道路写生帖

番号 27
タイトル 北村山郡関山村新道ノ内字小屋ノ原ヨリ関山隧道ヲ望ム図
解説 東北地方の国際貿易港として計画された宮城県野蒜港と山形県を結ぶ道路として、関山隧道の開削が進められた。県令三島通庸にとって栗子隧道につぐ大規模な土木工事であった。1880(明治13)年6月に着工、1882(明治15)年6月に完成し、山形から宮城県まで馬車での通行が初めて可能になった。高橋由一は関山街道(現萱倉沢付近)から関山峠を描いている。