手彩色石版画

山形県、福島県、栃木県道路写生帖

番号 35
タイトル 最上郡岩根新道ノ内草薙村字座頭頽隧道ノ図
解説 新庄から庄内へ通じる新道として、本合海から清川(現、立川町)まで最上川の左岸を開削したのが磐根新道で、1877(明治10)年7月に着工し翌年7月に竣工した。ここに描かれた戸沢村の最上川の峡谷沿いに掘った座頭頽隧道は、岩を割り巌を砕き、木の根を掘り起こす難工事だった。そこから三島通庸が「磐根」と名付けた。