手彩色石版画

山形県、福島県、栃木県道路写生帖

番号 53
タイトル 最上郡三峠新道ノ内及位村及位川に架スル万代橋ノ図
解説 塩根川にかかるこの橋は1881(明治14)年3月に着工し8月に竣工した石橋。1881(明治14)年9月22日から10月3日までの12日間にわたる明治天皇の山形巡幸の際、秋田県から乃位(のぞき)峠を越えて山形入りした天皇がこの橋を通行し、同行の有栖川宮熾仁(ありすがわのみやたるひと)親王が「萬代橋」と命名した。眼鏡橋として親しまれたが、1975(昭和50)年8月の洪水で一部が破損したために翌年架け替えられた。