手彩色石版画

山形県、福島県、栃木県道路写生帖

番号 20
タイトル 東置賜郡中山村新道ノ内字掛ケ入リ石ノ下ヨリ大川ニ架スル境橋ヲ南ニ望ム図
解説 上山市中山の掛入石から前川に架かる境橋を描いている。境橋は1962(昭和37)年にコンクリートの橋に架け替えられ栄橋となったが、2007(平成19)年の国道13号線の整備によって解体された。中山は置賜郡(上杉領)と村山郡(最上領)の境界で、巨石の掛入石はその郡境に位置した。奥羽本線敷設工事の際に掛入石はダイナマイトで削られ、現在は線路と国道に挟まれるように位置している。