山形県図書館大賞
山形県図書館大賞はおかげさまで、令和6年度で10回目を迎えました!
山形県図書館大賞とは
平成27 年度から山形県図書館協会「山形県公共図書館相互協力推進事業」として実施している公共図書館、大学図書館、高校図書館の連携企画です。一つのテーマに関連して、県立図書館含む県内公共図書館(室)36 館の職員がおすすめする作品を推薦、大学図書館、高校図書館を含めた県内図書館職員が投票を行い、多く票を集めた約20作品を「山形県図書館大賞」として発表します。
設立の経緯
書店員が選ぶ本屋大賞があるなら、図書館員が選ぶ賞があってもいいのでは?本のエキスパートである図書館員が選んだ本はきっと面白いに違いない!そんな想いからこの賞は生まれました。
本が売れない、本が読まれないと世の中では言われていますが、電子書籍やネットの小説サイトなどが広まり、読書のスタイルは変われども、"読む楽しみ"は変わりません。図書館大賞で、本の魅力を伝え、「読書ってこんなに楽しいものなんだ」という認識を広げていくことで、山形県全体の読書の機運が高まることを願っています。
令和6年度のテーマ
ジャケットが素敵な本
今年度のテーマは「ジャケットが素敵な本」。ジャケットのビジュアル重視の本が受賞されています。見た目、手触り、重さなど、図書館職員が様々な視点を考慮して選びました。もちろん、内容もどれも素敵なものばかりです。
ジャケットに惹かれてつい本を手に取った経験、きっと皆さまにもあるかと思います。本との出会い、まずは「本のトビラ」を叩いてみませんか。
テーマ・受賞作品一覧
・令和6年度 「ジャケットが素敵な本」
・令和5年度 「大人も読みたい絵本」
・令和4年度 「不思議な話の本」
・令和3年度 「食べてみた~い?美味しそうな料理が出てくる本」
・令和2年度 「クスッと笑ってしまう、笑顔が生まれる本」
・平成31年度 「平成ありがとう記念 平成心に残った本」
・平成30年度 「人生の転機になった1冊」
・平成29年度 「心躍る!冒険・旅に出たくなる本~読むとワクワクする本~」
・平成28年度 「心に効く本~あなたを励ます1冊~」
・平成27年度 「秋の夜長にしみじみと味わって読みたい大人の小説」
★令和6年12月発行「本の森通信第16号」は山形県図書館大賞特別号です。ぜひご覧ください♪